ロッククライマー外岩を登りまくる一宮大介さんについて
クライミングのブログということで、ガレーラに馴染み深い「大ちゃん」こと「一宮大介」について、ちょっと書こうとかと思います。
以下、一宮大介さんと書かせてもらいましょう。一宮大介選手ではなく。
一宮大介さんは大分県出身。高校で山岳部に入ったことでクライミングに出会いました。
2009年よりクライミングを始め、10代のうちから国内外のさまざまなコンペに出場し、2015年には日本代表権も獲得しています。
そもそも大学進学の為に、大阪にやってきた一宮大介さん。
そこで最初のアルバイトに選んだのが、なにを隠そう当店 クライミングジム ガレーラ だったのです。
お客さんからは「大ちゃん」と親しまれ、一宮大介さんの成長をみんなで見守ってきたような感覚があります。

↑ 今ではドレッドヘアーがトレードマーク。ガレーラで働いている当時はもっと可愛い髪型だったwww
彼の外岩の経験は、地元、大分県の本匠にあるクライミングエリアからスタートし、ガレーラのお客さんと一緒に行った岩場で成熟していきました。
その後、他店に籍を移した一宮大介さんは、クライミングジムを2017年に退職し、外岩中心の活動へと移行しています。コンペティターからロッククライマーへ。
この時のことを私は今でも覚えています。彼の2017年3月27日のフェイスブックへの投稿。
簡単に要約すると、
・海外では、世界の岩を巡りかっこいい岩を登りまくっている外岩でのプロフェッショナルがいる。
・世界的に見ても日本にもすごいクライマーはたくさんいるが、外岩のプロフェッショナルがほとんどいない。
・自らがその外岩でのプロフェッショナルの第一人者になる。
・その為に、時間を作る為にクライミングジムスタッフをやめる。
という内容でした。
まさに、プロのロッククライマーになることを宣言したのです。
そうです、岩を登るプロクライマー。
なので、一宮大介選手ではなく一宮大介さんなのです。
このころからの一宮大介さんの快進撃は本当にすごい。
以前のようにスポーツクライミングとしてのコンペにはほとんど出場せず、岩場で数々の高難易度課題を次々に完登し、実力派クライマーとして注目を集めていきます。
その中でも、
2017年1月、宮崎県・比叡山のホライゾン(V15)を小山田大、白石阿島に次いで完登。第3登。
2017年9月、アメリカ・コロラドのCreature from the Black Lagoon(V16)を完登。第4登。
が特に特徴的でしょうか。
アジア人としては初めてV16課題を完登したロッククライマーとして、ピオレドール・アジアにノミネートされました。

↑ 宮崎県・比叡山のホライゾン(V15)を登る一宮大介さん
ロッククライマーでもルートセットもできる!一宮大介さんは当店ガレーラのルートセットには欠かせない
クライミングジムのルートをセットすることは、ルートセッターという職業があるくらい技術が必要です。
一宮大介さんはルートセットでも評判が高いんです。
当店クライミングジムガレーラのルートセットにも欠かせない存在で、
年に一度のコンペは過去3回皆勤賞。
月替わりのマンスリー課題でも度々お世話になっています。
なんと言っても、そもそも当店は、一宮大介さんがかつて勤務していたクライミングジムでもあるので、壁の形状からホールドまで熟知してくれています。
彼の外岩でのインスピレーションが具現化しやすいジムだと思っています。

↑ 2018年にはマウンテンハードウェアの企画「一宮大介の挑戦状」でもルートセットしてもらいました
大阪で一宮大介さんのセットした課題を登るなら、ぜひ当店クライミングジムガレーラへ起こしください!
店長 むむ
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